日々の省エネ行動の効果

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エネルギー消費量の見える化

大都市圏には自社ビルや賃貸ビルが林立して企業などの事務所や店舗、あるいは物流倉庫等、様々な用途に利用されています。こうしたビルでは必ずエネルギーが消費されていますが、1997年にCOP3京都会議で採択された京都議定書に従って省エネ法の強化があり、ビル自体の省エネ意識がすっかり高まりました。それ以来、床面積が一定規模以上のビルではBEMSを導入してエネルギー管理を厳密に行っているはずです。ビルで消費するエネルギー機器には熱利用設備が少々あっても照明設備の他に空調設備が殆どです。BEMSを導入してあれば設備数が多くてもエネルギーの種類が殆ど電力だけなので、24時間、365日の連続運転でエネルギー使用量の見える化管理しやすい状況です。ところが、テナントビルだと各テナント自身が省エネ意識をしっかり持っていないと見える化しただけではエネルギーを無駄にしているケースがみられるようです。毎月、多額の電気代を支払っていてもどこに無駄があるのか、分からず、省エネ意識が芽生えないわけです。そこで、ビルの中には施設管理しているビルメンテ会社を活用して省エネの成果を上げているビルもあります。ビルメンテ会社にはエネルギー管理士を抱えているケースが多くあります。そこで、エネルギー管理士を中心にしてそのビル全体のエネルギー管理組織を整備し、BEMSデータを解析した省エネ情報を各テナントに提供しているケースが多いようです。こうして、管理組織に加わって入手した情報を利用し、毎月の電力消費量推移や前年同月との消費量比較データを見比べて違いの原因分析を自ら行っているテナントも多いようです。もちろん、テナントも無駄に消費していた電力を削減すれば電気代の削減につながり、経費削減できることに気づき、省エネ対策実行に熱心になるわけです。こうして最近、全国のビルでBEMS導入効果が表れています。

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